さあ、ぼちぼち準備を始めよう。
先月12月に5件、さらに昨日5件ほどの物件を見て回った。
これまでの経緯を話すと、去年の夏前にオフィス移転会社とオフィスの設計士3人ほどに会った。設計士さんだと、内装は凝ったのを作ってくれるだろうけど、物件選びは別の不動産屋に頼まなくてはないらない。ちょうどそのごろ、卒業した教え子に会う機会があり、話をしていると、オフィスの移転を世話する会社に勤めているという。新規オフィスもやるということで、ちょうど良いかもしれない。改めて会い、仕事の話をしてみると、物件選びとオフィスの内装、備品選びまでぜんぶ世話してくれるという。これはいいかもしれない、ということで、この会社にお世話になることにした。
でも、開業まで1年ちかくある。そんなに早く物件を選んでも契約すると家賃が発生するので意味がない。5月に開業するとして逆算すると、およそ1月中に物件を当たり、2月には決定、3月に契約して4月に内装、5月にオープンというイメージ。
ということでしばらくの間、具体的な活動はお休みしていた。
さて、先月12月に入り、活動開始。僕の開業のイメージ、地域や広さなどを伝え、不動産屋に物件を選んできてもらう。まず、書類で10件ほど出してきてくれて、それをもとにもう少しイメージを具体化する。そして、また別の物件を出してきてくれて、その中から、実際に見に行く物件を選ぶ。そうやって、選んだ5件ほどを、年末の半日をかけ、不動産屋とオフィス会社と共に見て回る。すると、書面だけでなく、具体的なイメージがさらに見えてくる。広さは20坪だとちょっと狭いが30坪もいらない。25坪前後かな。といっても、部屋の形や窓、エレベーター、トイレの位置などによって使い勝手が全然異なってくる。場所も駅からどれくらいの近さか、ビルのまわりの雰囲気はどうかなど、さまざまな要因が関わってくる。もちろん家賃も大切だが、これは結構交渉で変わってくるという。
ひとつに20-30分ほどかけて部屋の中とまわりのようすを見て写真を撮りまくる。何軒も見ているうちに、どれがどれだったか混乱してくるんだ。
そうやって、さらにイメージを絞り込み、新たに見つけ出してくれた10件ほどの中から5件を昨日見て回った。うん、かなりイメージに合ってきた。見たうち、2-3件は、これでやっても良いかなというのも出てきた。でもまだ、よし、これでいこう!というほどの確信はない。さらにもう少し探してもらい、もう1回くらい見て回って、それで決めるしかないかな。結婚相手と同じで、理想を求め、高望みをしても決まらない。どこで手を打つかの決断が必要になる。若い頃のパートナー選びは、「この人しかない!」と熱くなることができたが、不動産はそこまで熱くはなれない。冷静でいながら、熱く決断するのもなかなか難しいところだ。
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