大勢のところにいくのは苦手で、今在籍している学校はほとんど行くことができません。
本人は学校は好きなのに行く気力が出ないと言います。
家庭の中ではおだやかで、家族とはふつうに話もするし、主張もします。
でも人との関わりが持てないことをどうケアをしていけばよいのでしょうか?
このようなタイプの子へはどう対応していけばいいのでしょうか?
なにか良いアドバイスがあれば教えてください。
息子さんこともさぞご心配と思います。
ウチの人とは問題なく過ごせているのに、学校などソトの人と関わることに自信が持てないのですね。
ウチの世界からソトの世界への移行にためらっている場合、その中間に位置する人との関わりが解決の糸口になります。
お母さんとは通常とっぷりウチの世界を共有していますから、あまりソトの世界の練習にはなりません。
ありのままの自分を見せられるけど、ソトの世界にいる人が必要です。
たとえば、友だち、学校の先生、地域の活動の指導者、親戚の人などです。
お父さんもそのひとりです。多くの家庭でお父さんは仕事をして、子どもと接する時間が限られ、お母さんほど親しくない、半分ウチで半分ソトの人です。
あるいはカウンセラーも、自分の気持ちを見せられるけれどソトの人です。
そのような人を誰か見つけ、安心して人と関わる体験を作ってあげてください。そうすれば、だんだん大勢の人々がいるソトの世界にも慣れてゆくことができます。
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