2013年5月12日日曜日

思春期の自然回復力

講演の後、久しぶりにクライエントさんに出合った。

その節は大変お世話になりました。田村先生のおかげで、息子はすっかり元気になりました。
いやあ、私は何も、、、


謙遜ではなくて、ホントに何もしていないんです。
ひきこもっていた高校生とその両親に2−3回会い、家族背景が見えてきた。
さあ、これから本格的にカウンセリングに取り組もう。
もっと自立しやすい家庭環境を整えるために、私がお役に立てることが見えていた。
それをじっくり両親と共に取り組もうと思った矢先に親からキャンセルが入り、以降もう来なくなっちゃった。
だから、私がやるべきこと(やりたかったこと)はまだ何もやってないんですよ。

でも、ムスコくんは元気に学校に行き出し、今はしっかり受験に向けて取り組んでいるという。
私がやったことを敢えて挙げれば、母の不安感を伺い、子どもにどう関わるかで異なる両親の意見を調整したこと。
本人とは1-2回会って元気づけたくらいで、そんなにたくさん話していない。

だから私の力ではない。
思春期の力なんですよ。
思春期の成長力はすごいですよ。逆境を乗り越え、元気を回復する力を持っている。

あまり私は関わり過ぎない方か良いのかもしれない。
少しだけ関わり、何かのきっかけを与えたら、あとはや本人と家族が持つ力を発揮して前に進めるのかもしれない。

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