6回参加された方々の感想をご紹介します。
みなさん、親としての自信を少しずつ回復されている様子がよく伝わってきます。
- みなさんの日ごろ思っていること、感じていることを共有させていただき、自分と同じ思いをされているんだなぁとしみじみ思いました。
- みなさんの家族に共通して、共感できるものがあり、悩みを持つ我が家にとって唯一の連帯を感じる時間でした。講座の日の夕食は夫婦で飲みながら「この部分はウチも同じだけど、この行動はちょっと違うね。」などと話をしています。
- 毎回、新しい気づきと勇気を頂く場でした。恐れずに、子どもに対応していきたいと気持ちを新たにしました。
- 6回の講座、ありがとうございました。守る愛だけじゃなく、放す愛のことを教えていただき感謝しています。思っていることを子どもに伝えたり、アドバイスすることも、「心の温度を上げて」感情的にならずにできるようになりました。
- 考えすぎると、躊躇して、思っていることを口に出さないことが結構思い出されます。前に進むために、夫婦ふたりで、子どもに当たり前のように働きかけていこうと思います。
- 娘がよく「ママにはいつも笑顔でいて欲しい。」と言っていたことを思い出しました。子どもが生まれる前からも、生まれてからはもっと辛くて、子どもに当たってしまっていた。それを後悔ばかりしていましたが、これまでのことに区切りをつけて、これからは前向きに子どもに接していこうと思います。
- 子どもと腹を割って話すこと、言いたいことを言えること、親子の機能を回復することを目標に、一歩を踏み出せる勇気を持ちたいと思います。
- 辛いと感じているその気持ちが、みな同じなのだ、共有しているのだということが腑に落ちました。心の内を家族で話し合う時間を持つ。これが大切ですね。うちはそれが出来ていなかったと思います。
- 先生から、もっと子どもに働きかけて良いと言っていただき、これから実行してみようと思います。
- ひきこもりの原因は何なのか?生まれつきなのか、脳に障害があるのかもしれないと思ってしまいます。→コメント1
- 親の勉強会などでは、「暖かく見守る」「焦ってはいけない」という指導が優先されるので、今回参加させていただいて、親が怖さを乗り越えてどんどん働きかける大切さを勉強しました。いつもブレずにいることは困難ですが、自信を持って、働きかけられるようになりたいです。→コメント2
1)ひきこもりの原因はどうでも良いのです。生まれつきかもしれません。生まれた後かもしれません。
でも、親はなぜ、そのように思ってしまうのでしょうか
?それは、親の責任逃れをしているにすぎません。もし、生まれつきで脳に障害があるのなら、親の役割を免責されるからです。
親のせいで、親が十分に役割を果たしていなかったから、子どもがこうなったという思考様式もやめましょう。よく子どもや周りの人たちは「親のせいでこうなった」と言います。親に責任を押し付けてきます。
それを真に受けてはいけません。一番大切なのは過去の経緯ではなく、これから親として何が出来るかということです。生まれつきか、生まれた後か、どちらでも、これから果たす役割は同じです。そこに真剣に向き合っていきましょう。
2)親は子どもをしっかりと自立へ導く責任があります。
暖かく導くことが重要です。そのやり方を講座では徹底的に学びました。
みなさんがよく勘違いするのは、「暖かく見守る」「焦ってはいけない」という専門家の指導を、「何もしないでほっておく」と受け取ることです。これでは、ネグレクトです。
しかし、親の不安や焦りを子どもに伝えてはいけません。それはマイナスの働きかけです。それを避けるために専門家は「暖かく、、、」「焦らずに、、、」と指摘します。
しかし、暖かく導くやり方がわからないと、なにもせずに見守ることになってしまいます。多くの専門家は、そのやり方を教えてくれません。だから、中途半端な指摘しかできません。私は、そこに焦点を合わせ、親が自然に暖かくなれるように支援しています。
立ち止まっている子どもに「見守る」という大義のもとに何もしないのは、結局のところ、子どもに働きかけるのが怖い親の不安感を「働きかけない」という態度で伝えていることになります。
まず、親としての自信を回復することが大切です。そうすれば、何も難しいことを考えなくても、自然に暖かく働きかけるようになります。
しかし、そう簡単に自信は回復できません。そこをポイントに、私は相談や講座を進めています。
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