ひきこもり脱出講座の参加者から、感想をいただきました。
ひきこもり脱出講座に参加することが出来て、とても嬉しく思っています。
今まで、ひきこもりの家族会や学校の親の会などには参加してきましたが、ひきこもりについての情報を得ることがメインとなり、親自身の変化や癒しには繋がりにくいと感じていました。
初めての参加でしたが、今までの経験や気持ちを安心して話すことができました。田村先生や皆さんに受け止めていただくことで、また、皆さんのお話から気づきや学びを得ることで、この講座が親自身の成長を促してくれる場であることを実感しました。
これから、この講座を通して私自身がどのように成長できるか、とても楽しみです。
ひきこもり脱出講座は今回で14回目となりました。
5−10名ほどの同じメンバーが、3週間おきに6回集まります。
前半は私の方からお話しして、後半は、参加者の方々から様々な話が出てきます。2時間があっという間に終わります。
初めて参加される方は、はじめは緊張されていますが、回を重ねるにつれ、だんだん慣れてきて、自分のご家族の話などをされます。なかなか他では人に話せないようなことでも、同じ境遇の方々なので、気軽に話すことができます。
そのようなやり取りを深めることで、単に知識を得るばかりでなく、親としての癒しや成長につながります。
一番初めにこの講座に参加した時は、何かお話ししようとすると、涙があふれ出ていました。絶望感と不安感で押しつぶされ、自信を喪失していました。
その後、何回か参加していくうちに、田村先生からの学びと、同じような悩みを抱えているみなさんの話を聴いて、少しずつ勇気が出てきました。
「子どもの親としてだけでなく、私自身の人生を楽しもう!」
と決心して、動き始めたら、家族が良い方向へ変わってきました。私が生きる楽しみを見つけて、喜んだり、感動したり、あわただしい日々を送っていたら、ちょうど良い親子の距離感が出来たようで、子どもは自分で考えて、自分で動けるようになってきました。
6回のシリーズを終えた後も、続けて次のシリーズに参加される方も多くいます。
だんだんと、親の気持ちが前向きに変化していきます。すると、不思議なことに、子どもも気持ちが前向きになり、ひきこもっていたお子さんも、自然に外に出られるようになってきます。
そういう意味では、「講座」というよりは、親の成長のためのグループ・カウンセリングに近いかもしれません。
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