2020年8月11日火曜日

研修会とグループSVのご報告

8月8日の子どもと家族の研修会には11名の方が参加しました。
オンライン(zoom)で参加した人が2名、オンサイト(高山村)にいらした方が7名。
初めての方が4名。
当事者のスタンスで参加した方が7名、支援者のスタンスで参加した方が4名でした。

8月9日のグループ・スーパーヴィジョンには5名の方が参加しました。
オンライン参加者はおらず、全員古民家にいらっしゃいました。
初めての方が1名。
当事者のスタンスで参加した方が2名、支援者のスタンスで参加した方が2名、両方半々という方が1名でした。
遅れて、終了5分前に参加した方が1名いました(今まで午後1時だったのを午前10時スタートに変更したんですよ。)

参加者からの感想を紹介します。

今日は、みなさんのお話を聞かせていただくだけの参加で失礼しました。お話をきいていただけで会の終わりには、なんだかすっきりした癒された感じがしました。
機会がありましたらまた参加したいです。今度は落ち着いて発言もできたらと思います。


 昨日は初めてのスタイルの研修会に多少ぎこちない参加となってしまったような気もしますがありがとうございました。

「人との関わりの中で生き抜く」ために今できることは何だろうかと考えているところでしたので、新たな方たちと知り合う機会になるかと参加させていただきました。

 皆さんのお話を伺ったり自分で話すことで頭と心を見直すことができました。又、信頼関係、オープンマインドについて改めて考える時間となりました。のびやかな高山村で深呼吸をし新鮮野菜をたっぷりと求めて、先生の新たなお幸せそうな空気のお相伴に預かり、たっぷりと話すことができて貴重な時間を過ごすことができました。


やはり「話す」ことって大事だなぁと思いました。会が終了した後に、胸がスッキリして爽快感がありました。参加者全員に話す順番がぐるぐると回ってきたので、自動的に話し足りなかったことを次の番で話すことができ、たくさん話せた感がありました。最初は緊張もありましたが、2巡3巡していくうちに、会が深まっている感じがありました。参加者の方の正直な気持ち、本音のお言葉を聴くことができると、私も正直に話すことができました。

「ああ、ここまでご自身のお気持ちを皆さんの前でお話されるのか!?」と驚きと話してくれたことの嬉しさのような感情が込み上げてきました。お話を伺いながら、その時その時自然に笑ってしまうことが度々ありましたが、そのような「人との関わり」がとても嬉しかったですし、心が満たされるのを感じました。

会が終わる頃には、初めて参加された方とも心の距離が近くなったような感じがあり、度々お会いしている方とはさらに親近感を覚えました。参加者の方がご自身が救われたお言葉をおっしゃっていて、それを聴いた私もまた、救われました。言葉の力が人から人へ繋がっていくことを感じました。

休憩時間は先生からの差し入れや参加者の方が美味しいミニトマトを持ってきてくださり、皆さんと一緒に頂きながら肩の力を抜いて雑談して、ホッとできるなんともあったかいひとときを今回も過ごさせて頂きました。

このような研修会の場が、私にとって本当に貴重であると最近実感しつつあります。それは古民家に移ってからさらに強く感じるようになりました。おそらく私の癒しの場になっているのだろうと思います。(でも、上手く言葉にできないんですよね…表面的なものではなく、もっと深いところだからなのかな…)

とにかくまた来月まで日常をがんばれそうです。(^-^)

支援者としては何の事例もない私が、参加させていただいていいのかな?と思いながら
うかがいましたが、皆様のお話を聴けて、色々な考えや状況が知れたことは、自分にとっても、意識が広がったので、思いきってうかがって良かったです。
言語化することで客観視できる。お話しながらご自分でリフレクションしているのが見ていてもわかって、私も一緒に自分の中の意識のリフレクションができたかなと思っています。自分の気持ちを言葉にするのは難しいですね。私もそれを言葉にして、人に伝えるのは照れ臭かったり恥ずかしかったりとても難しく苦手で、普段なかなか出来ません。今日のような安心な場所で少しずつできるようになったらいいなと思います。
またお邪魔して、今度は私も思いきってお話出来たらなと楽しみにしています。

今回、私は開始時間を間違えてしまいました!!!終了5分前に古民家に到着しました(笑)
でも、先生も参加者の皆さんも温かく迎えてくださり、私は自分が遅れてきたことに全然気が付かなかったです(笑)
時間の変更を先生から告げられたときの恥ずかしさといったら!!!(///∇///)
しかしながら、その5分の間、皆さんから「本日のダイジェスト」を聴かせて頂き、有り難かったです。
あー!でも本当にもったいなかった!
今回のことで「思い込み」ってなかなか自分では気付けないなと思いました。
きっと「ものの見方、考え方」も同じなんだろうなと。
私の本日の学びは「思い込みを疑え!」です(笑)
次回はきちんと時間を確認して参加しようと思います。
それでも、会が終わってから参加者の方が外でお話してくださったこと、ありがとうございました!今まではあまり個人的にお話することはなかったので、とても嬉しかったです。お互いに対して感じていたことを伝え合えて、「いいね!」を送り合えたことがとても嬉しかったです。
土曜日の午後に「子どもと家族の研修会」
日曜日の午前に「グループ・スーパーヴィジョン」
を行っています。両者の目的は異なるんですよ。
前者は「子どもの心と家族の関わり方について自由に話し合い、具体的な理解と支援策を見出す」
後者は「参加者が提示する臨床ケースをもとに、個人と家族の見立てと効果的な支援策について検討する」
しかし、グループSVも支援者以外にも開放してだれでも参加するようになってから、私の中で両者で目指していることがとても似てきました。
支援する「ケース」について、あるいは問題を抱えた自分の子どもについて語るなかで、結局はそういう関係性(支援関係あるいは家族関係という)の中にいる自分自身のことを語っているように思います。
自分のことがよく見えてくれば、相手のこともよく見えてきます。

9月で研修会・SVの無料期間を終え、今年度下半期10月からは有料とさせていただきます。
どのようなカタチにするか考えています。
  • 「子どもと家族の研修会」と「グループ・スーパーヴィジョン」はこの形で継続します。参加対象者もオープン(誰でもOK)にします。
  • オンラインのみの会、現地参加のみの会を作ります。やはり両者だと温度差があるように思います。両方ミックスの会も残しますが。
  • 「家族療法講座」も考えています。家族療法の考え方や技法について、誰でもわかりやすいように講義します。
まだ思案中でして、9月までには正式に発表します。


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