2012年1月8日日曜日

正月ボケ克服法

私は正月4日から仕事を始めていますが、この連休・成人の日を過ぎ、来週から本格始動する方も多いのではないでしょうか。

一年の計は元旦にあり。
お正月は新たな歳を祝い、これからの1年を見通す前向きな時期であると共に、帰省したり、家族が集ったり、普段の生活の縛りから解放され、のんびりできるお休みの時期です。私も飲み過ぎ・食べ過ぎの不摂生がたたり年末年始に5kgも体重が増えてしまいました。

さあ正月休みも明け、普段の生活に戻らなければならないのだけど、なかなか戻れないのが正月ボケです。
どうやって立ち直るか。
私が実践する(と良いなと思っている)方法を身体と心の面に分けてご紹介しましょう。

まず身体面から。

睡眠を十分にとりましょう。寝正月の習慣が良くないと考えがちですが、睡眠を十分に確保し、身体を休めることは大切です。朝の決まった時間に起きられなくなるのは身体ではなく気持ちの問題です。休暇中はせっかくのチャンスですから遠慮せずたっぷり睡眠をとりましょう。ただし、「寝だめ」は通用しません。正月にたくさん睡眠をとったから、その後は睡眠時間が短くても平気ということはありません。毎日、規則正しい睡眠は必要です。
身体を動かそう。怠惰な身体を活性化してリズムを回復するために、身体的な刺激が必要です。一年で最も寒い時期なので、どうしても暖かい家の中にこもりがちです。そこを心機一転、寒いからこそ敢えて外に出ましょう。正月明けの冷たい空気は澄みわたり気持ちのよいものです。近所を散歩したり、買い物や、混雑を外した初詣など、家族や仲間と、あるいはひとりでのんびり外出しましょう。私は天気さえ良ければ、冬でも自転車で約40分かけて通勤しています。厚めの手袋は欠かせず、顔に当たる風は冷たいですが、15分も漕ぎ続ければ体の芯からポカポカしてきます。
体重(食欲)のコントロール。食いしん坊(食い意地が張っているとも言う)の私は、羽目を外すと必ず食べ過ぎ・飲み過ぎてしまいます。私にとって食欲をコントロールするのはかなり難しいことです。お正月には許されると思い昼間から酒を飲んでいた習慣をもとに戻すため、食べる量・飲む量をコントロールします。自己コントロールって、思いのほか難しいもの。私は「試してガッテン式ダイエット」をやってます。といっても、毎日体重を測定しiPhoneのアプリに記録するだけ。年末年始の暴飲暴食中はさすがに体重計に乗れませんでした。正月3日に測定を再開したときはかなりショックでしたが、それから数値が徐々に減っていくのを励みにしています。

次に、心の正月ボケの治し方。

心の有り様をふたつ対比させてみましょう。
  • お正月は休暇モード、つまり家族団らん、まったりなスローペース、テンション下げて、ダラダラ怠惰なのんびり生活。ストレス解放。
  • 普段は仕事モード、つまりテキパキ急いで、効率ペース、テンションを上げて、ストレスを溜めて。
正月明けは休暇モードから仕事モードへ復帰しますが、ちょっと見方を変えてみましょう。心の健康を維持するために、ストレス解放とテンション緩和は欠かせません。休暇モードと仕事モードは対立するものではなく、普段の仕事の中にも休暇モードの良い部分を取り込んでみてはどうでしょうか。
つまり、休暇が明けても低めのテンションを維持します。時間を有効に使うことは大切ですが、焦らず、ゆったりスローペースで仕事をしましょう。健康のための早歩きは効果的ですが、職場の廊下を早歩きしても、電話が繋がらないことにイライラしても、休憩時間を潰して仕事に急いでも、それほど効果は上がりません。建設的な意味での緊張感は維持しますが、不安を呼ぶような緊張感は下げます。忙しさの中に、気持ちの余裕を導入しましょう。

ストレスを下げるためにはモチベーション(動機づけ)が大切です。やりたい仕事は時を忘れ、時間が長くても疲れを感じず良い意味でのやりがいに繋がります。逆にやりたくない仕事、人からやらされている仕事はストレスと感じ、短時間でも疲労感がたまります。
同じことでも、やらされている仕事(外的な欲求)からやりたい仕事(内的な欲求)に転換させてみましょう。そのためにはちょっとした工夫が必要です。
「私はこんな風にやってみたら良いと思うのだが、どうでしょう?」とまわりの人に持ちかけてみましょう。まわりの人が納得して、自分のやり方が認められると、「やりたい」気持ちが高まるものです。お正月は歳も変わり、そのような提案をする良いチャンスです。後ろ向きから、前向きの生活へ方向を転換することが、正月ボケを克服する良い手だてになります。

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