思ったことをなかなか口にして言えません。
私がもっとしっかりしていれば、こうにはならなかったかもしれない。私が原因なのかもしれません。
子どもができても、子どもに向き合う余裕がなく、自分がまわりから好かれたい思いばかりでした。
ちゃんと子どものことを向いてあげられませんでした。
自分が人生をちゃんと歩んで来なかったと思います。
こんな私が子どもをちゃんとひっぱってあげられるはずありません、、、
そのお気持ち、よくわかりますよ。
面接でそうお話しされながら、ずいぶんたくさんの涙を流されましたね。
それで構いません。それで良いのですよ。
あなたはしっかりした大人になりきらないうちに、親になってしまったのですね。
ホントにそうなのかはわかりませんが、少なくともご自身でそう感じていらっしゃるようです。
それで良いのですよ。完璧な親なんていません。
誰しも自分を十分しっかりさせてから親になるわけではありません。
- しっかりした大人の部分
- まだ未熟な子どもの部分
このふたつは明確に分けられるわけではありません。両者が混在しています。
どんな子どもの中にも、しっかりした部分は必ずあります。
どんな大人の中にも、未熟な部分は必ずあります。
うまくいったり、うまくいかなかったり、いろいろな経験を重ねる中で、だんだんと未熟な部分が少なくなり、しっかりした部分が増えてゆきます。
それは、子ども時代だけではありません。大人になり身体の成長は止まっても、心の成長はずっと(死ぬまで)続きます。
今抱えているお子さんの問題は、親が成長するチャンスと考えましょう。
もし、あなたが今までしっかりしていなかった(とお考えな)のなら、しっかりできるようになるチャンスです。
思春期の子どもは、いろいろな問題を引き起こしてくれます。
お子さんが赤ちゃんの頃、今まで経験しなかったほど大変だったですよね。
思春期は赤ちゃんの時代以上に、親の力が試されます。
親の力って何でしょう?
それを見出すのが親のカウンセリングです。
子どもの問題を解決するには、
しっかり子どもと向き合わねばなりません。
ご両親がお互いに向き合わねばなりません。
学校とも話し合わねばなりません。
「思ったことをうまく言えない」あなたにとって、それはとても気が重いことでしょう。
子どもや夫婦や学校と向き合うって、具体的にはどうすれば良いのでしょう?
それを具体的にカウンセリングで見出してゆきます。
それを達成して、親の力をうまく発揮できれば、きっと子どもの問題も解決します。
それを機に、思春期の子どもは、ぐっと成長できます。
それと同時に、親であるあなたも、人間としてぐっと成長できます。
カウンセラーはそのお力になりましょう。
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