先日の「思春期子育て塾」は、思春期のお子さんを持つご両親が揃って3組、計6名が参加されました。
みなさんの事情は異なります。
でも、共通点もあります。それは、
・十代後半から二十代のお子さんを持っていること。
・お子さんが不登校やひきこもりなどの問題を抱えていること。
2時間の前半は、私の方からお話しします。たとえば、次のようなことです。
・なぜ、ひきこもったり学校に行けなくなるのか。
・どうすれば、子どもが元気に外に出られるようになるのか。
・親はどう対応すればよいのか。
・どうやったら家族が問題を解決する力を発揮できるのか。
しかし、後半になると雰囲気が変わってきます。
始めのうちは、みなさん多少なりとも緊張しています。
知り合いから紹介されて来たり、ウェブサイトを見て連絡してきたり。お互いに知らない人同士ですから、緊張して当然ですね。
でも、みなさんの話を聴いているうちに、参加している方々の相互の交流が始まってきます。
・うちだけかと思っていたけど、そうではないのですね。安心しました。
・こういう状況をどうやって乗り越えたのですか。聞かせていただき、すごく参考になります。
みなさん、いらしたときの緊張した表情がとても変わり、にこやかに「気持ちが楽になりました」と帰っていかれます。
同じ体験をしているご家族の言葉は貴重です。
「塾」での私の役割は、
①専門家としての言葉を伝えることと 、
②参加したみなさんがお互いの言葉を安全に伝え合える雰囲気を作ることです。
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