2015年11月11日水曜日

「ひきこもり講演会」参加者からの感想を紹介します


先日の講演会に参加された方々からの感想が届きました。

  • わかりやすいお話で参考になりました。
  • 先生のメッセージがとてもシンプルでわかりやすく、具体的な話を聞けたことがよかったです。ひきこもりの高校生と母をサポートしています。とても難しく歯がゆく感じたりしますが、今日の話を受けて母にも話したいと思います
  • 親の気持ちの持ち方がわかりました。
  • 親しみやすい先生のわかりやすいお話でした。続編お願いします。
  • 時間をもう少し長く取って欲しかった。

  • ご参加ありがとうございます。
    今回はわりと小さなホールだったので、みなさんの表情から反応の様子もよくわかりました。私としても良い時間をみなさんと共有することができました。
  • 誰にも聞けないお話を分かりやすく説明されてありがとうございました。次回は大人になってしまった子どもで社会参加出来ない悩みについてお願いします。

  • そのようなニーズが最近とても高くなっています。子どもが20代の後半、あるいは30代・40代なのだが、、、というお話をよく伺います。また別の機会に詳しくお話ししたいと思います。
  • 用紙で質問させて頂けるのは大変有難く思いました。

  • はい、これが私のいつもの講演スタイルなんです。前半に私から「ひきこもり」についてのお話をして、休憩時間に無記名で質問を用紙に書いていただきます。後半の時間はそれを読み上げながら、具体的にお話を進めてゆきます。
    通常の講演会では、演者の話がほとんどで、参加者からの質問は最後の付け足しで短い時間しかありませんね。私はみなさんの具体的なニーズに合わせてお話をしたいので、いつもこのような形で進めています。
    手を上げて質問するまでの勇気は出ませんが、参加者の皆さんは多くのことを知りたがっています。用紙に記入していただくと、いつもたくさんの質問が出ます。今後この場でも、質問のいくつかを紹介したいと思います。
  • 大変為になるお話で希望が持てました。
  • 家族に出来る事があるという希望を頂けました。
  • 勉強会に出ても具体的に子どもに対する声掛け対応がわからず、意味のないものと考え始めていたのですが、今日はまさに今の私の脱出の手掛かりが見つかったような気がしました。

  • 家族が「希望を持つ」ということがとても重要です。
    ひきこもりが長引くと、家族も疲弊して「希望」を失ってしまいます。
    どうにか良くなるかもしれない、、、という「希望」がないと、快復しません。
    逆に言えば、家族が「希望」を持つことが出来ると、それが子どもにも伝わります。
    どうやったら家族が希望を持てるのだろうか、、、その話をさせていただきました。
  • 守る愛→放つ愛に転換することが必要と分かり、勉強になりました。安全に傷つけることがどうしたらいいか、まだ自分の中で消化できていませんが、自分なりに考えたいと思います。
  • 安全に傷つけることが出来る家族の力を知りたい。
  • 安全に傷つけることの促し方。とっても難しいなと思いました。今後少しずつ気を付けていけたらいいなと思いました。

  • 「守る愛と放す愛」、そして子どもを「安全に傷つける」ということが今日のお話のカギ概念です。頭では理解しても、具体的にどのように家族が振る舞ったらよいのかわからない、、、という質問をよく頂きます。
    それを見出すのが個別のカウンセリングとなります。それぞれの家庭で、ご事情はみな違うので、家族に合った「安全な傷つけ方」「放す愛」の実践をお薦めしています。

  • 傷つけないようにすることは自然にやってしまうことだが、先生の話を実践することが難しく感じた。

  • そうですね。「傷つける」というのは普通やってはいけないことです。
    つまり「安全に傷つける」というのは、世間一般に言われている常識に反するわけです。
    「安全に、、、」というのはどういうことなのかが難しいので、このあたりは、もう少し私からも丁寧にご説明しないといけませんね。

  • ひきこもり後に統合失調症を発症しました。病気を考えると本日の講演をそのまま手引きにしてよいのか困ります。

  • 病気の場合は多少の配慮が必要ですが、基本的には今日お話ししたことで構いません。それは、統合失調症といった病気の種類よりも、今、病気の症状や影響がどれほど出ているかによって異なってきます。「〇〇病だから〇〇してはいけない、、、」といった定型的な対応はむしろ危険です。

  • 当事者を支える親支援の様子を聞きたかった。

  • 講演でもお話ししましたが、こちらで定期的に開催している「ひきこもり脱出講座」がまさにその親支援となります。支援者の方もどうぞご参加ください。

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