2012年9月28日金曜日

子どもの心・大人の心


ご両親が花子さん(仮名)を心配するお気持ち、よくわかります。
花子さんは、まだ十分に成長しきれていない心のあり方の問題だとお見受けしました。
花子さんが私と面接しているときはとても思慮深く、自分や周りのことを考えています。しかしお母さまのお話からするとお家ではまるで幼い駄々っ子のように振る舞われているようですね。
この年齢にはよくあることですが、

  • 幼い子どもの心
  • 成長した大人の心

の両方が混在しています。お家では子どもの心が全面に出て来て、学校や他人の前では大人の心が出てきます。
これから成長するうちに、大人の心が増えてゆきます。
私と面接でお目にかかった後はいつもより素直になるということですね。つまり、周りの人の対応いかんによって、本人の気持ちも変化します。
お家でご両親が花子さんに適切に接すると、家でも分別ある大人として振る舞うようになると思います。そうすれば家族に荒れることもなく、薬がなくても眠れるようになります。

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